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TEAP! TEAP! TEAP! ついに来た黒船。

2015-06-11

永見塾日誌にお目をお通しいただいて、ありがとうございます。

ご覧の皆様は、TEAPという英語の資格試験をご存知ですか?いま、ちまたでは、『センター試験の廃止』『大学入試、英語外部テストの導入』という文言がしばしば聞かれます。すでにもう、お聞き及びでしょうか?

 

さて、前述のTEAPとは、『 Test of English for Academic Purposes   大学(高等教育)進学時に必要とされる英語熟達度テスト』のことです。これがいわゆる、いま多くの大学が、入試において、英語の学力考査を免除する代わりに要求する、有名な「外部試験」です。

 

これは、上智大学が、日本英検協会とともに5年の歳月をかけて、開発したテストです。

 

大学進学を目指す日本の高校生の英語運用能力をはかることを目的とし、従来の英語実用検定・英検のListening,やReadingへの偏りを是正してあります。

大学入試に、まさに、利用されるために作られた、英語USERユーザー発掘のためのテストです。

 

 

言い換えれば、次世代の大学入試における英語運用能力、つまり、外国語(第二言語)を用いて、「この生徒は、これから大学の授業を、留学生らとともに外国語で受ける能力が果たしてあるや否や?」を図る、高校生用の強力な『物差し』なのです。

EIKEN英検の進化版、Progressive Versionと捉えるとわかりやすいかと思います。英検は、いまや進化したのです。

 

昨年から導入され、2014年は開発元の上智大学、いち早く参入を決めた立教大学、関西大学と、globalという点での評価が大変高い立命館アジア大学の4大学でした。しかしながら、2015年になりますと、TEAP導入大学数は一気に14大学にのぼり、国立大学では筑波大学が、導入を検討しています。

 

このテストの導入は、おおきな、おおきな意味を持っています。

 

 

昨今、今日奥の世界では、「明治維新並みのパラダイムシフト」がおきていると言われています。「黒船」の役を果たしたのが、「センター試験の廃止決定」でした。これはまさに、江戸の鎖国の眠りを覚まして、人々を驚愕させた、海に浮かぶ黒い鉄のかたまり とおなじ衝撃でした。

 

30年以上、日本の国は、センター試験を国公立大学入試の前座試験に据えてきました。しかし、そこで測られたのは、「英語で書かれたテキストを読む能力と、聴き取る力」だけだったのです。

正直に言えば、そのテストを受けて国立大学に入った者(私もその一人)からすれば、こんなに楽なことはない、楽勝テストだったのです。

 

 

ところが、日本の文部科学省は、昨年、Super Global 指定大学・全国37大学を発表しました。

 

そして、人口減少、少子高齢化の中で、日本国内の内需の拡大、産業、特に製造業をはじめとする日本を牽引してきた先進工業の国際競争力の向上、それを支えるための、教育界、特にInovationを可能にするカギをにぎる高等教育の国際化と、先進性の維持のために、大学のレベルを上げ、大学生そのものの構成を、優秀な外国人を増やし、ふざけた怠慢な日本人を入れない、というものに変えることを決定したのです。

 

 

大学はパラダイス。サークル、麻雀、合コンにディスコ。80年代バブルの親世代の常識で通用する大学はもはやありません。ひとつとして。

 

 

この、大学改革の先鋒として、TEAP はひとつ、重要な役割を演じています。それはなに?

「喋らなけれは、英語でない。」ということです。「話せないとダメ。」なのです。

 

 

「話す能力」って、日本語(母国語)であっても、どうやってつけていくんでしょうか。・・・話す以外にないと思います。とりあえず。また、その前にたくさん読んでおく、ということがもちろん必要です。たくさん、たくさん、英語の表現を詰め込んだら、上手に思い出す能力が要るのです。適宜、適切な言い方で、もちろんTPO:Time, Place & Occasion  時と、場所と、場合、を踏まえて。

 

なんて、難しいことを!!毎日、毎日、ただのひとつも英文を語らない子達に!!!

 

いま永見塾では、在籍する高校生(皮肉にも、大変ラッキーなことに、数は少ない!)らに、取れる子には、英検準1級を。中学3年生でも2級を取れるように指導を進めています。(取ってしまった方が得だから。)

 

そして、外部試験の波、荒波に負けないために、とりあえずは、授業内容の改革を続けています。でも、ふぅー。これって、塾だからできるけれど、(かえって小規模の塾の方がいい。)学校でできるんでしょうか…。

 

中学受験指導では、これまでの筆者の経験から、「英語がよく、なおかつ理系もいい中学校」への進学を勧めています。「ナンテコッタ!」と小学生のため息が聞こえてきそうです。

 

外部テストといえば、もちろん、 TOEFL,  IELTS,   TOIEC,  なども、この類いですが、難しさ順にいえば、1、TOEFL/IELTS    2,TEAP でしょう。TOIECは、テストの本来の開発目的からして、大学入試に的確か…といえば、私見では、否です。全く。筆者はIELTS band score7.0  TOEFL/CBT 250 という海外大学院入学許可レベルまで勉強しました。(スコアは2年しか認可されない)

その経験から言って、とにかく大変です。高校生にとって!!

 

子供達に、GLOBAL,GLOBAL! と叫ぶだけではダメなのです。安心して、英語や、国語(大切!!)数学、理科、社会… 学ばせてあげる環境。これをどうやって整えるのか?

 

ナンテコッタ!が、あちこちから聞こえてきそうです。

 

ああ、TEAPの対策やらなくちゃ!!です。

 

この夏、まずはTEAP対策。ご一緒に、と思う方は、永見塾をお試しあれ!!!

by Nagami Prep School 2015-06-11