News & Noteお知らせ、授業日誌

なにがいいか、なんて答えはない

いろいろな選択の道がある。
私立の小学校、公立の小学校。中学受験か、高校受験か。
水泳教室通いと、選手コース。
学校の野球チームとリトル、シニアリーグ。
部活動とサッカークラブ。

帰宅部だったら、気楽でのんびり。でも、友達との関わりは少ないかも。一人の時間が多くて、そこは意外にいいのかな。有名大学へ行けば、聞こえはいいけど、周りができるから結構大変。でも、大学っていく意味あるなかな、、、。

 

迷うこと、回り道。それは、連続だ。

 

「こんなはずじゃなかった。」ということは、いつでもどこでも起こりうる。「何がいいか?」には答えはなく、」、「何が良かったか。」後でわかる。

結局人生なんてそんなもので、行き当たりばったりの方が良かったりする。その時に合わせて格闘しているだけで、目先だけの話なのかもしれないけど、いるかもわからない将来の自分に合わせて、今の自分に我慢をさせても、、。時間が経てば、『歪んだ自分」がそこに残る。今の自分は「じゅうぶん、そこにいる。」未来の自分は、どこにもいない。だから、問いかけるなら、今の自分だ。

 

何をやっていたら、幸せなんだ?
What makes you happy then?

 

じゃあ、それをやっていくしかないじゃん。最後はそこにたどり着く。それでいいんじゃないの?そんなことをよく思う。究極、、。計算しても、計算通りにいかないから、結局安心なんて、どこにもないんだ。

 

 

塾生の作文を紹介しよう。

回り道

「回り道」という言葉に、悪いイメージを持つ人は多いだろう。逆に、「近道」という言葉には、ほとんどの人が、いいイメージを持つ。私も以前はそうだった。しかし、この半年間で経験したことが、私の考え方をガラリと変えた。

この半年間、私はとにかくたくさん悩んだ。そして、今もなお、悩み続けている。高校卒業後の進路が決まらないことが、私を悩ませ続けている。大学には行きたい。しかし、どうしてもそこに行きたい、と思わせてくれる大学には出会えていない。とても苦しい。

大学受験を意識し始めた頃は、「どの大学を目指そうか。」という会話を、よく友達とした。時が経つにつれて、そんな会話は少なくなっていった。周りは皆、志望校が決まり、自分だけが置いてけぼりを食らったような気持ちになった。志望校が決まらないと、推薦入試を受けるのか、一般入試なのか、入試科目は何にするのか、などの重要なことも決まらない。受験に向けた勉強の内容も定まらず、不安定なままである。私はこの半年間、時には推薦入試のために作文を書いたり、本を読むことに重きを置いた。また、ある時には、一般入試に備えた勉強をしてきた。そして今も、不安定な状態は続いている。しかし、大学選びや受験に対する考え方が、以前とはまるっきり変わった。

私は今、本読むことが、どんどん好きになっている。そして、作文を書くことにも、抵抗が無くなってきている。もし一般入試に向けた勉強のみをしていたら、今の私は無かったに違いない。いろいろな勉強方法をさまよい歩いたことは、回り道だったかもしれない。しかし、その回り道は、私にとって、決してマイナスではなく、プラスの回り道だったと言える。

私は未だに、志望校が決まっていない。そんな私の状況を見て、たくさんの人が助言をくれる。助言を聞いて、そしてまた悩む。「回り道をしているな。」とずっと思ってきた。しかし、今は、考え方が変わった。「私が一番いいと思う大学に出会う道は、今までに歩んできた道でしかない。つまり、近道も、回り道もなく、この一本の道しかないのだ。」と。

焦って近道を選び、後になって後悔するような選択は、絶対にしたくない。一方で、たくさん悩んで時間を費やした結果、自分にとって最高の選択ができれば、辿った道は回り道ではない。私は、自分が大学に入った時に、悩み続けた日々は、決して回り道ではなかったと思えるように、これからも、とことん悩み続ける道を歩んでいきたいと思う。

高校三年生、男子生徒

 

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