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コロナは寂しさの敵

コロナは、寂しがりには、大変な敵である。
誰かに会いたい、、、。そう思わない人はいないから。

人間にとって最も不幸なことは、必要とされないこと。

と、かつて Mother Teresa (マザー・テレサ)は言った。
誰かが会いにきたり、誰かに会いに行ったり、、。
用も無いのにお店に行ったり、意味もなく街に出たり、
何かを探して、ふらふらするのが人間なのだ。
不要不急の外出、なんて、正直無いのではないか?
寂しい人には。

人に会いたい、と思う正常な人に、人に会うな、と求める。
仕方がないのは、わかる。だから、コロナは嫌な敵なんだ。
会いたいんだ。ほんとうは触れたいんだ。
オンラインなら、いつでも会えて、
オンラインなら、いつでも話せる。
でも、オンラインじゃ触れられない。
ロミオとジュリエットが家名に縛られたように、
お互いの体の「いるかもしれないコロナ」の影に、怯える。
いっそ一緒に。
そう思った恋人たちは、少なくないと、自然に思う。

コロナっていうのは、実にやな奴だ。
ある寂しい人にとっては、願ったり叶ったりかもしれない。

ほら、これでみんな寂しくなった。

とほくそ笑むのかもしれない。
コロナは寂しい人を、もっと寂しい人に変える。
居酒屋や、バーで救われていた人が、どれだけいただろう。
カラオケや、ナイトクラブがあったから、
過ごせた夜もあっただろう。
コロナのせいで、寂しくない人が、寂しい人に辛く当たる。
家へ帰れと、。
仕方がないのはわかってる。だから、、、。だけど、、。

寂しい人たちも、誰かのことを考えて、
今日もじっと寂しくしている。
ほんとうに優しいのは、
寂しいひとたちかもしれない。

コロナの薬、早くできたらいいのに。

 


Paintings by Wolf Barth

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